QGISポータブル版の作成方法

QGISポータブル版の作成方法をメモします。Windows版の作成方法です。

事前準備:この方法では、普通にインストールしたQGISも必要です。

ここでは、LTR(安定版)の場合の説明をします。LTRと最新版ではフォルダ名が違う場合がありますので注意が必要です。
(例えば、apps\qgis-ltrとapps\qgisなど)


QGISのインストールファイルをダウンロード

QGISのダウンロードサイトから、インストールファイル(msi)をダウンロードして、任意のフォルダに保存します。
ここでは、Dドライブ直下に保存したとします。


msiファイルを展開する

コマンドプロンプトを起動し、msiファイルのあるフォルダに移動します。ここではDドライブ直下に保存したので、「d:」と入力し、Dドライブに移動します。

msiファイルを展開するフォルダを作っておきます。ここでは「D:\test」というフォルダを作ります。

次のコマンドをコマンドプロンプトに入力します。

start/wait msiexec /a QGIS-OSGeo4W-3.2x.x-x.msi targetdir="d:\QGIS\test" /qn

「QGIS-OSGeo4W-3.2x.x-x.msi」の部分には、ダウンロードしたmsiファイルの名称を入力してください。
このコマンドを実行すると、d:\testフォルダに、QGISのファイルが展開されて保存されます。
コマンドプロンプトに「d:\>」と表示されれば、ファイルの作成が終了しています。(しばらく時間がかかります)


必要なファイルをコピーする

パソコンの中から次のファイルを検索してコピーします。

・「msvcp100.dll」「msvcr100.dll」(c:\windows\syswow64にあると思います)を「QGIS3xx\apps\qgis-ltr\bin」フォルダにコピーします。

・「vcomp140.dll」を探して、「QGIS3xx\apps\saga」フォルダにコピーします。
 無い場合は、「MicrosoftVisualC++2015再頒布可能パッケージ」(vc_redist.x86.exe)をインストールするとその中に含れます。


起動用BATファイルを作る

起動用のBATファイルを作ります。

テキストファイルを作成し、次のコマンドを入力して、拡張子「.bat」で保存します。
このBATファイルは、QGISフォルダ内に「profiles」フォルダを作って、その中に設定を保存します。

@echo off
SET DIR=%~dp0
call "%DIR%bin\qgis-ltr.bat" --profiles-path "%DIR:~0,-1%"
@echo on

ユーザーフォルダに設定を保存する場合にはBATファイルの記述は次のようにします。

@echo off
call "%~dp0\bin\qgis-ltr.bat"
@echo on

起動用BATファイルで起動してみる

起動用BATファイルをダブルクリックすると、QGISが起動します。

もしエラーが出たら、エラーメッセージを確認し、インストールしたバージョンからファイルをコピーします。

以上です。

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